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テクノロジーの進化で水回りのトラブルは減った?

水回りの設備は、その複雑性から様々なトラブルが起こることが知られています。それだけ多くのトラブルが起こることから、水回りのトラブルを専門とした業者さんが存在しているくらいです。さて、そんな水回りのトラブルですが、ここ数十年の歴史の中で起こったテクノロジーの進化によって減ったと言えるのでしょうか?これはどのような観点によって見るのかにもよりますが、おそらく減ってはいないと思います。

なぜテクノロジーが進化したにもかかわらず水回りのトラブルは減ってはいないと言えるのか?それは水回りの設備は便利にはなったものの、根本的な部分はそれほど大きく変化をしていないことが上げられます。例えば水道設備において水を取り扱っているということ自体が、既にテクノロジーを進化させていない部分であると言えるでしょう。もし高度な技術が発達しているとすれば、水ではないべつの液体や物質によってトイレの洗浄を行ったりお風呂の湯船を満たしたりしているはずです。しかし、どれだけテクノロジーが進化しても、そこで扱っているのが水である限りは根本的に水のトラブルは無くならないと考えていいでしょう。

ただ、配管などの設備においては多少の進化が見られますので、その分トラブルも減少した部分もあります。例えば配管にプラスチック製の素材が使われるようになってからというもの、赤水と呼ばれる錆びた水が出ることはなくなりましたし、腐食によって破損する度合いも減ってきました。しかし、そのような細かな点が変わったくらいで、大きなトラブルの減少に繋がる要素はテクノロジーの進化では生まれていないと言っても過言ではありません。

これから先の未来においては、もしかすればさらにテクノロジーが進化して、水回りのトラブルが少なくなることも考えられます。しかし、近年の大規模なテクノロジーの進化では、まだ水回りのトラブルを抑制できていないのが現状でしょう。